くもんの推薦図書リストから、書店で一気に見てざっと購入している。手に入らないものは図書館に行っているが、コロナで図書館の本は抵抗がある。
王さまと9人のきょうだい
なぜ王様は今からどういうことをするかを予告してから兄弟を呼び出すのか、予告しなければ個々人の能力に合わない舞台に行かされて困っただろうに。などと議論した。
くまの子ウーフ の中の さかなにはなぜしたがない
調べたが本当は魚には舌はあるらしい。どないやねん!
さきちゃんのめがね
大阪市教育委員会発行なのに、「おかあさん」→「あかあさん」の誤植あり。
がまくんとかえるくんシリーズ 「ふたりはいっしょ」
「がま」はかえるの一種である。だから「がまくんとあまがえるくん」とかだったら分かるけど、「がまくんとかえるくん」と並列にするのはおかしいように思う。本当は怖いのに怖くないと言ったりするのが子供には分かりにくかったよう。
「おかえし」
通常は引っ越しの挨拶品をもらったらそれで終わりである。お返しなどしない。結婚や出産のお祝い、葬式などでも、お返しはしても1回、金額も決まっている。にちゃにちゃした近所づきあいがイライラした。
とにかくひらがなばかりの絵本は本当に読みにくい。低年齢向けでも、漢字かな混じりにしてしっかり読み仮名をつけてくれればいい。どこまでが名詞なのか、まったく分からない。
私は今のところ、かぎっ子、子供一人での外出、家出、買い物などについて描いた本は与えないようにしている。
くもんの推薦図書は、今は普通の書店では手に入らないような絶版本なども含めて推薦してくるのをやめてほしい。「半日村」は、同じ作者の「モチモチの木」は簡単に手に入るが、半日村は絶版なのかオンライン書店でもプレミア価格になっていた。
そしてできれば、学研のように、推薦図書の集まった童話集をぜひ出してほしい。書店の在庫検索端末を独占し、どこの本棚にあるかを調べまくったり、あっちこっちの図書館から取り寄せたりといった苦労がひどい。そして絵本というのは高価だし、場所も取る。
学研のこのシリーズは良い。結局「半日村」はここに収録されていた。絵はほとんどなく文のみだが。
低学年向けの公開模擬試験などでは、どうしても現代の小学生を主人公にした現代作者の小説などが出てくるようだ。
絵本では、動物が平気な顔をしてしゃべったり立ったりするが、その世界からはいつの間にか脱却する。