市販の幼児教育ドリルは多くあるが、2歳などごく初期で、まだ手先がしっかりしていないときに使える教材は少ない。たいてい難しすぎるのだ。
この本は、ごくごく簡単な、書く欄の幅が広い迷路で、指でなぞるのにもよいし、鉛筆の使い始めにもやりやすい。何度も消して、上の子にも下の子にも使った。
また、鉛筆以前の教材として、手先を鍛えるものとして、シール教材がよいのだが、市販のシールブックの大きな問題点として、シール台紙が本の最初や最後にまとめられていて、このシールは何ページで使います、こっちのシールは何ページで使いますと書いてある。だから親が台紙をハサミで切って、一つのページで使う部分だけを渡してやらないといけない。大変面倒である。以下の教材は、ページごとに小さいシール台紙が閉じ込まれていて、どのページでどのシールから選べばよいのかが分かりやすい。
題材も、1対1対応や、3までの数の認知を重点的に行っており、2歳などにうってつけである。同じシールブックを貼ってはがして何度もやったと思う。