山椒大夫の幼児教育

8歳の娘:安寿と、7歳の息子:厨子王の育児や教育、受験・進学を通じて感じたことを書きます。

科学博物館は幼児には早いか

安寿と厨子王を連れて、公立の科学博物館に行ってきた。

合わせ鏡、においの体験、ブーメラン体験など、何ということのない内容だったが、二人は楽しんでおり、小学校低学年ぐらいまでの子供が楽しそうにしていた。

自然現象や日常で使用されている製品の理論などは、かなり難しいもので、本当に理解するには大学レベル以上の知識が必要だろう。それを理解してくための下積みとして、小中高の算数・数学・理科・国語があるのだと思う。だから、何の知識もない子供がこれを見て楽しいのだろうかと思ったが・・・館内には小学校高学年以上の子供もちらほらいたが、彼らは自意識やプライドや恥があるので、体験コーナーがあっても、幼児と一緒にやろうとはしない。わくわくもせず、楽しみもせず、理解もできずということである。つまり幼児から、わけのわからないまま触れさせているのでいいのだということなのだろう。